今回は、2日目に剣ヶ峰に登るところからのお話です。
★実際の様子
(2日目 後半)
久須志神社付近での45分間の休憩後12:27頃に最終目的地に向けて出発しました。
富士山の火口にもまだ残雪がありました。目指す剣ヶ峰は火口の反対側。以前使われていた測候所の建物のすぐそばです。(写真の奥にみえる建物)
御殿場口との分岐には、こんな標識が立っていました。剣ヶ峰まであと20分!
12:57には「富士山は活火山」という説明の看板が。
またまた浅間神社奥宮にて少し立ち休憩後(お札を買いに行きたい方々のための休憩)13:27には、「馬の背」という急な坂が見えてきました。(以下写真)ここを登り切れば標高3,776m!
13:45にとうとう剣ヶ峰(標高3,776m)に到着しました。\(^o^)/
バンザイ!!!4か月間の努力が実った瞬間でした。
その後、また火口の反対側まで歩き下山を開始したのは、14:30近くだったと思います。
実はこの下山道が曲者で、8合目の江戸屋の分岐で、「吉田口ルート」と「須走ルート」を間違える人が毎年続出らしいです。私が今回向かうのは「吉田口」ですが、私と同じように「吉田口」に向かうはずの人が、「須走口」に誤っておりてしまい:
\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
・・・となる人が多いそうです。
なので初日にいただいたチラシにも写真付きで説明がありました。(下記参照)
でも状況は改善されたという噂も聞きます。どうぞよく調べてくださいね。
16:00に太子堂に到着。その晩は、カレーライスを食べて寝ました。この晩は、念願かなってほっとしたのかよく眠れたような気がします。でもお風呂が恋しかったなあ。
(最終日)
翌日8月30日も同じようにご来光をみました。(写真は5:15頃)何度見ても朝日はいいものです。心が洗われます。
下山を開始したのは、6時を回っていたと思います。7:25には6合目の富士山安全指導センターまで下りてきました。
ここでまた少し休憩タイム。振り返ると、小屋が見えます。登るのにあれだけ大変だったのに降りるのはあっという間です。
こんな景色をみながら、泉ケ滝の分岐をぬけ、スバルラインの5合目に着いたのは、8時半位だったと思います。
★感想
準備期間約4か月という短い間でしたが、地道にトレーニングをして、目標を達成できたのは、本当にうれしかったです。
また、登山を通して、何であっても努力して挑戦することの大切さを再認識できました。
富士山に登りながら思ったのは、この山は色々な意味で特殊だと感じたことです。火山だし、年に2か月しか一般登山者には開かれていないし、登山者の数も多く、山小屋の状況も他の山々とは異なるようでした。
登れたことに喜ぶと同時に、自分はもう少し静かな山が好きなんだと感じました。
そんな訳で、これから地元の山から日本アルプスまで、もっと様々な山に登ってみたいという気持ちがあふれてきました。そして、まだまだ知らないことは多いけれど、その夢の実現のために、今まではひたすら歩くだけだったけど、更なるスキルアップをしようと思いました。
★お役立ち情報のURL
「太子館」
今回(2日目に)泊まった山小屋です。
http://www.mfi.or.jp/taisikan/
★温泉情報
2泊3日の山行で、なおかつ夏なので、下山後には「お風呂に入りたい~!」という気持ちでいっぱい。なので、前に行ったこともある「河口湖 野天風呂天水」という温泉に今回も行きました。温泉って本当に良いですね。
http://tensui-kawaguchiko.com/
(おまけコーナー)