今日も埼玉の岩場へ。
昨日濡れてた岩もすっかり乾いたので、今度は荷物の入っている自分のザックを背負って何度も往復!
もちろん普通の登山靴で!
クライミングシューズ履きません。
15回くらい多分登ったと思う。
何せ沢山登ったので、途中で数えるの面倒になっちゃって忘れちゃいました。
ザックがあると、空身よりも難易度が上がり、厳しい。でもトップロープで安全は確保されているので、安心していろんなところに足を置いて試してみました。
最初のうちは登ったあとはロワーダウン。それから慣れたところで、クライムダウン。このクライムダウンは結構曲者で、登る時と降りる時とで岩の見え方が違うので難しい。
ハイライトは、壁面上部の縦横2センチ位のスタンスに乗り込んで、終了点への上がるところ。
クライミング・シューズならためらわずに乗り込むと思うんだけど、硬い登山靴では感覚が違う。1回目は1発で決まんなかった。ガックリ。
何度もトライするうちに感覚がつかめるように。
他にも出だしが妙に悪いところを登ったり、クライムダウンしたりしました。
こういう事を普通にサクサク出来るガイドさんとアルパイン系クライマーってすごいと思う。
剱岳でアタフタしないように、実践的で臨場感タップリな感じでとても有意義な1日でした。
それにしても、この練習妙な既視感は何だろう?
よくよく考えたら、いつもお世話になっているジムのイベント(コンペ)で、「上級者が、ザックに5リットルのペットボトルを何本も入れてボルダーの課題を登る」という事をやってたのを思い出しました。
その時は、他人ごとみたいにみてたけど、まさか同じような事を自分が本物の岩場でするとは思わなかったです。
人生って不思議です。
★補足
クライムダウン:
自力で登ったところを降りること。
ロワーダウン:
支点にロープを掛け、ぶら下がってビレイヤーに降ろしてもらうこと。