山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

月山

みちのく山紀行3日目は、月山。

とても詩的な名前。以前から気になっていました。

8:10に8合目登山口を出発。弥陀ヶ原という湿原を歩き始めると、直ぐに御田原参篭所。

鳥居の向こうには月山。

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やはり神聖な信仰の山。いつもとは違う。
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兎もまつられています。

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兎は古くから月山神のお使い、月の精とされ悪運から逃げる力があるとされているそうです。あやかるために、タッチしてきました。

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20分ほどで、御田原神社や湿原が見渡せます。

この山もまだ雪渓が沢山残っています。

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オモワシ山が近づいたと思ったら、

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9合目の仏生池小屋に到着。9:50。

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池の周りにはお地蔵様。

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少し休憩して歩き出すと、緑におおわれた行者ヶ原がよく見えます。見ているだけで心が穏やかになります。

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7月のピークより少ないそうですが、花もまだまだ多い。(写真はアキノキリンソウ

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行者返しを過ぎると稜線。

大峰付近は風が強い。時刻は10:47。

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月山の三角点に、人がいるのが分かる。
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来た道を振り返ると、1,909mの峰。

石畳の道は、途中から木道に変わる。

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道端には、ミヤマヒナウスユキソウ。

日本版エーデルワイス
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5分ほど歩くと、月山神社の建物が見えてきました。
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もう時期的に諦めていたチングルマが、咲いていました。雪渓があるからかな。

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11:10三角点のある場所に到着。

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山の日せいか人が多い。でも渋滞しない程度。
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そこから月山神社へ。本当の山頂はそこにあります。

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11:37神社の入口へ。ここはさすがに行列してました。折角なので参拝料を納め、お祓いをしていただく。山でお祓いをしていただくのは初めてでした。神聖な場所なので写真はNG!

その後少し長めの休憩をとり、小屋でキノコ汁を飲みつつおにぎりを頬張る。

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12:10出発。青空が広がっていたのにいつのまにか神社は雲の中。

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この先から牛首までは急な斜面のガレ場。そこをスキー板を担いで登ってくる女の子がいました!強いなあ〜。

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このルートはリフトで上がって来れるので人が多い。

12:57牛首を通過。

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この先は緩やかな道。複数の雪渓を眺めつつ歩く。

13:40に姥ケ岳との分岐着。歩いた道のりを振り返る。この辺り、やはり立山を思い出させる。

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今年は行けそうもないけど・・・。

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進行方向を向くと、リフトの駅。
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下りきってリフト駅に13:47着。
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姥ケ岳の斜面は、4月〜7月までスキーが出来る。意外と緩やか。来るまで、何故その時期まで出来るのか感覚的に理解出来なかったけど、今回納得。8月でも雪渓が沢山残っていたから。

リフトで下ると、美しいアサギマダラが沢山ヒラヒラと舞っていました。初めて見ました。アサギマダラは遠く沖縄、台湾まで二千キロ以上旅をする不思議な蝶。
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14:05にリフトを降り、みちのく山紀行は終了。来てよかったとしみじみ思う。