日曜の朝起きてから弓ヶ浜を散歩。強風はおさまり穏やか。
早朝の海辺の散歩は気持ちが良い。
人影もなく、波の音だけが響く素敵な空間。
歩いていくとマンホールに絵が描いてある。
パラソル・ビーチ・入道雲・そしてヤドカリ。
逢ヶ浜が見えるところまで歩く。弓ヶ浜とは異なりダイナミックな景色。
それから朝食をとり、チェックアウト後は石廊崎までドライブ。
ここでは灯台と、絶景が待っています。
この海の青さと荒々しい断崖絶壁の迫力は自分の目で見ないとわからない。
ダイビングをしていた頃は、この青さに惹かれて水の中へ入っていったな。
山を歩くようになってからやめてしまった。
石廊崎の先端が近ずくにつれ、水平線が見えてくる。
東京からたった数時間でこんな絶景がみれる。
心が洗われるとともに、自然の力を感じる。
畏敬の念という言葉がふさわしく、聖なるものがここには宿っている気がします。
だからこそここに人は神社を立てたのでしょう。
そしてこの先が伊豆半島の最先端。
振り返ると石室神社の建物。すごい岩の下に建物を作ってあります。
どうやって作ったのでしょうか?
水平線、力強い波、荒々しい岩肌。ずっと眺めていたいけど、
風が強い。昨日はもっとひどかったでしょう。
石廊崎の後は、更に西へ進み、奥石廊のあいあい岬へ向かう。
ユウスゲ公園に車を止めて、階段を登り切ると、この絶景!
まさに地の果て。End of the world! この景色を見た相方は、
「何だかスターウォーズのジェダイの騎士が修行してそうな場所だね」
・・・といった。
確かにルーク・スカイウォーカーが隠遁生活をしていた島みたい。
この荒々しい波と岩場、そして水平線。
誰もいない孤島みたいな感じがそう思わせるのでしょう。
隠遁生活したければ、アイルランドのスケリグ・ヴィヒール(英語名:スケリグ・マイケル)の代わりに、南伊豆に来ればいいのかも。円安で海外高いし、伊豆なら近いからすぐ来れる。(笑)
更にその先の波勝崎までドライブ。
名物のお猿さんに会いたかったけど、入場券を買おうとしたら・・・
「今日はお猿さん強風で山から下りてこないんです」とのこと。
結局お猿さんには会えずじまいだった。残念。
秘境感たっぷりの南伊豆そして西伊豆。
何年か前にクライミングにも来たけど、ずいぶん昔のような気がする。
この数年で世の中変わり過ぎた。切ない。
もっとドライブしたかったけど、レンタカーの返却時刻が気になる。
残念だけど下田方面へ戻る。途中初日に行きたかった田牛海岸へ。
車を止めて龍宮窟へ向かう。
洞窟の先に小さな浜辺と海につながる洞窟。
上から見るとハート形をしている。
その先の遊歩道を行くと、田牛のサンドスキー場。そりで遊べます。
南伊豆は地形がバリエーションに富んでいて飽きが来ません。
でもそろそろ時間切れ。
レンタカーを返却し、磯ラーメンを食べて、
今回の旅は終了。次回は絶景を見ながらトレッキングに来よう。