24日の日曜日の朝海沿いの道を車で移動。
この日の目的は角田山で花をめで、最後は海の灯台に向かって歩くこと。
駐車場に車を止めて、支度してから登山道に向かうと、
ヒエログリフがありました。アーティストによる作品だそうですが、なぜここに置くことにしたのかな?
今回は雪割草が沢山咲くという桜尾根から登ります。
ここは個人管理の道なので注意して登ります。
歩き始めると・・・
色とりどりの雪割草。
人生初の雪割草三昧の登山道。
あまりにのんびり歩くので、山頂への到着時刻を心配しましたが、2時間ほどでつきました。山頂は人であふれかえってました。まるで東京の高尾山みたいでした。
この山頂には避難小屋があります。
地元のハイキングクラブの方が建てたそうで、もう50年以上この地にあるそうです。
この小屋にいらっしゃった方から、角田山の花は西側で多く咲き、また時期により少しずつ咲く場所が変わるとうかがいました。話をうかがっているみた間にも、常連さんと思しきハイカーが次々と登ってきて、地元の人たちに愛されている山であることが感じられました。私も新潟に住んでいたら時々歩きに来るだろうな。
長めの休憩をとった後は、灯台コースにて下山開始。
前日の雨で道がぬかるんでいたけど、
下りていくと段々海岸線も見えてきてわくわくする。
途中謎の黒い花も咲いていたけど、雪割草はなかった。
道は基本的に歩きやすい。
カタクリが群生している場所を過ぎると、
さえぎるものが消えた。
この先は岩場っぽいアップダウンの道が続きます。
南西方面には海に通じる洞窟と、隣の尾根に別の登山道も見えた。
行きに歩い桜尾根を見ると下部に岩場があった。かっこいい岩場だなあと思っていたら、クライミングが出来るとすれ違った地元の登山者に聞きました。カッタン岩というそうです。海を見てのクライミングは楽しそう。
更に進むと灯台はもうすぐ。
灯台、海岸線、水平線。地球の大きさを感じられる素敵な場所だ。
灯台の説明によるとこの灯台は明治時代に建設されたもの。この前行った城ケ崎や石廊崎の灯台と同じだ。明治時代に海洋のインフラが整えられたことが分かる。
灯台のロケーションは面白いので、日本中の灯台めぐってみようかな?
最後は海岸まで下りて、
その昔義経が身を隠したといわれる場所へ。
確かにそんな言い伝えがあったら信じてしまいそう。
今回の登山はここまで。
ちゃんとお昼を食べなかったので、東京に帰る前に、燕三条系背脂ラーメンというものを食べてみた。コテコテすぎて食べられないかと思ったけれど、太めの麵と玉ねぎ・チャーシュー・スープ・海苔と意外といい組み合わせでした。寒い新潟だからこそのラーメンかな。
「3月の新潟で花をめでる山行ってどうなんでしょう?」と思っていましたが、海も見えるし、お花もきれいだし、首都圏からもアクセスいいし、来てみてよかった。
新潟の山は他にもまだまだ登ってみたい山が沢山あるので、また別の山に登りに来てみたいと思います。