山梨県小淵沢から長野県小諸まで走る小海線。八ヶ岳や小川山の時など、よくお世話になる。
以前佐久平駅で見かけたレールマップ(写真)を見ると、標高の高い所にあるのが分かります。
列車は短い2両編成。単線。
時刻表は暗記できちゃうくらいの本数。
なかなか味があります。乗ってると田舎の親戚の家にでも行くような気分にいつもなります。
夏に行った時は、宿でレタスをもらったな。
またトコトコ列車で、のんびりと旅したい。
真面目に仕事と勉強に取り組んでいたら・・・
目がおかしい!!!
前回は放置。2度目の発生となれば焦る。
速攻で病院へ!
視力や眼底検査を実施するも、結局何も見つからず。
目薬を処方され終了。何ともなくてよかった。
でもやる事は山積み。しばらく本とPCと格闘なのは変わらない。
だからこの先2週間はアウトドアでの活動も自粛。
代わりに「せめてインドアでクライミング頑張ろう」と思い、別の日に講習へ。
例の11aを終わらせようとしてたら、
途中で足首をグキッっ!
アイシングにテーピングでその日は終わり。
悲しすぎる。
翌日病院でレントゲン撮ったら骨に異常なし。
「単なる捻挫。10日位すれば平気」と言われ、不幸中の幸いと足を引きずり仕事へ。
好きな事して遊ぶと・・・
擦り傷、打撲、捻挫、肩、膝
・・・といつもどこか痛めてる。
何だか体育会系中高生男子みたいだ。
私もともと体育会系と真逆の生活してたんだけどなあ。
人生って不思議。
物理的に外で遊べないから、あと2週間くらいはオフの時間は良い子にしていようっと。
土日は、我慢してお勉強。
そしたら胃が痛くなりました。プレッシャーかな?
代わりに月曜は、クラックの講習で湯川へ!
2014年冬の城ヶ崎海岸のファミリークラック・エリアでの練習以来ちゃんとクラック登ってないから。改めて学び直し。
この岩場は初めてなのでワクワク!
取り付いたのは、デゲンナー(5.8)
他にも、名前はついてないけど、デゲンナーの裏のクラック2本。
(写真の右と左)
それにプラスして、これ!
どれも5.8〜5.9位。
1番手こずったのは、デゲンナー。
ジャミングや脚使いを教えていただきつつ、何度もチャレンジ!
更には、このデゲンナーにナチプロのセットをしながら、リードで登る練習をする機会にも恵まれました。
帰りに改めて、この岩場の代表的な課題を眺める。
左はバンパイア(5.10c)、右は白髪鬼(5.13d)。
サイコキネシス(5.10d)。
コークスクリュー(5.9)
大変だけど、いつか10台は、リードで登れるようになりたいな。
2月末から通ってたスポーツ整形。
ようやく通院解除!
でも肩のメンテナンス(トレーニング)は継続的に必要。
となるとラザニアちゃん!
ではなくてセラバンドの登場!
理学療法士の先生に「まだ続けてねっ!」と言われたものの、前買ったのは数ヶ月前に破けてしまった。
なので再購入。
しばらく山行けないし。
リビングでこれ使いますかね。
<回想録>
裏妙義の翌日は、表妙義縦走!
道の駅みょうぎに6:15くらいには到着。
5月に来た時は天気がイマイチで、歩いた距離も短かった。今回は念願の全山縦走。妙義神社〜中ノ嶽神社間の稜線を行くルート。
メンバーも揃い、6:50頃出発!
妙義神社の階段を登り、白雲山登山口から登山道へ。
人数多めで賑やかですが、7:55には辻に!
ここでヘルメットとハーネス装着。
8:15には奥の院に。
前回ここは、前日の雨のため湿っぽく、おまけに同行者の1人がパニクってた嫌な記憶のある場所。でも今回はカラッとして登りやすい。
ビビリ岩を越え、前回は曇っていて全く高度感の無かった背ビレ岩を8:57通過。
見えるとこんな感じなんですね。
滑り台状10m2本と30mの鎖をおりる。名前の通り滑りやすい。天狗岩に着くと、後続チームと差が開いたのでしばし休憩。風が冷たい。時刻は9:40!
再び歩き出し、タルワキ沢のコルを過ぎる。前回はここから中間道へ下りちゃった。
10:28には相馬岳!この日の最高地点(1,104m)。
西を見ると1年前に登った星穴岳方面が。
北は前日登った裏妙義。その向こうに浅間山!
久しぶりの快晴で幸せ。
ここから茨尾根を下り、ホッキリを過ぎ、最大の核心「鷹戻しの頭」へ!
鎖とハシゴの連続の60m。
今まで体験したどの山よりも、クライミングで登ったどの壁より怖い。
多分鎖と丸い岩のせい、そして長時間歩いた後半にこのクライマックスを迎えるせいだ。
登り切った場所から相馬岳や、
周りを見ると、高度感が半端ない。
でも実は下りも大変。
下りの鎖場は足元がとても見にくいのです。
更に険しい鎖場が続く。
14:24には東岳に。
昨年登った星穴岳方面も近い。
中岳を過ぎ、主稜のコルを下り、中ノ嶽神社に到着。
無事の下山を神様に感謝。時計を見ると15:50でした。
★感想
今回の行動時間は、9時間。歩きだけでなく、岩場の処理や集中力が要求される非常にシビアなルートでした。
昭文社の地図や現地の標識で何度も注意喚起されてますが、初心者には危険過ぎ。
私も山始めて数年してここに辿りつきましたが、歩いている時も、鎖場で人が落ちる音を聞き、心底震え上がりました。(大丈夫だったようですが)
くれぐれもYou Tubeとか見て「チョロい」と思い迂闊に立ち入らない方がよいかと。どうしてもという場合は、それなりのトレーニングして、安全確保の技術を磨く等鍛錬が必要。そうでなければ山岳ガイドさんと行った方がよいかと。ちなみに私は、後者を選択。
今年1番ビビった山行でした。
上州の山恐るべし!