この月3回目の山行は、東京の南高尾山稜(高尾山の南側に位置する山々)での「地図読み」を目的としたものでした。もうスクールで山に入るのは10回目。早いものです。
★山行日:2013年2月24日(日)
★天気: 晴れ
★コース
大垂水峠バス停(標高398m)→大洞山(標高536m)→西山峠→草戸山(標高364m)→四辻→京王線・高尾山口駅
行動時間: 約6時間
★実際の様子
今回は、久々に天気に恵まれ、快晴となりました。10時に国道20号線の大垂水峠を出発。まずは、大洞山を目指し歩き始めました。
大垂水峠から次々と方向が変わっていくルートを、コンパスで確認しつつ、10:28には、大洞山(標高536m)に到着。
更にルートは、南東にのびていきます。山の南西には、相模川が見えます。中沢峠付近の下の辺りで、相模川は道志川と合流し、津久井湖となります。
中沢峠と送電線を過ぎ、11:50眺望のいい所(昭文社の地図で「ベンチ・好展望」となっている所)で、写真撮影許可がでたので、パチリ!地形図の通り、送電線と鉄塔が多いことを目視できました。
12:10には、西山峠に到着。
ここから方角が、何度か変わり、13:10には、電波塔のある三沢峠の先・榎窪山に到着。スクール生は、既にここまでの地図読みで結構ヘロヘロ。ここで、長めの休憩をとりました。20分位だったかなあ。
休憩後、北北東に進路を変え、更に歩いて14:01に草戸山に到着。眼下には、写真はとれませんでしたが、城山湖が見えました。
でも、まだこの先が長かった。更に、尾根・谷などの確認が続き、京王線高尾山口の駅への分岐である四辻に着いたのは、15時を回っていました。
駅に着いたのは、16時近く。身体も頭も使い果たしたなあという感じ。
★感想
6時間にわたる長時間、ただ歩くだけでなく、地図読みを真剣にしながら歩くのは、かなり疲れました。
尾根や谷があることは、地図上では理解していても、それを実際に見て確認することのは、周りの木々に邪魔され、意外と難しかったです。特に、小ぶりの尾根や谷がくせもので、非常に分かりにくい。
今回の山行で「地図読みは、何度も訓練を重ねないと身に付かないな」と以前にも増して実感。「読図」の道のりは遠いなあ~。
(使った地図)
国土地理院の地形図(該当箇所はご自身で調べてみて下さいね。)