山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

リベンジ 高川山 (山梨県)

という訳で、2015年の夏は「槍ヶ岳」に登ることに決めたので、トレーニングの一環で毎月それなりの山で徐々に足慣らしをすることにしました。

まだ山に復帰したばかりなので、一人で行くと、何かあった時に心配なので、以前お世話になっていた登山スクールの山行に混ぜてもらいました。

そして、今回はその一環で、久々に中央線沿線の高川山に登ることになりました。実はこの山2014年の2月に登る予定だったのですが、大雪で山行中止となってしまったので、そのリベンジ!

★山行日:2015年2月1日(日)

★天気: はれ

★コース:

(予定)初狩駅→屏風岩→大岩→鍵掛峠→羽根子山→高川山→女坂→初狩駅

行動時間: 約6時間

でも実際は・・・

★実際の様子

さて、朝9時にJR中央線初狩駅に集合。本日歩くルートは、高川山の山頂に着くまでは、昭文社の地図上では、破線ルート。地形図を見ると、何にも書いていない。

例によって尾根を上がっていくんだろうなという感じ。場所によっては、尾根をまきながらにはなるんだろうけど。

ブリーフィングと体操を済ませ、10時に駅を出発。20分ほどで、登山道入り口に着きました。この入口注意していないと見過ごしそうな感じ。

前の週に雪が降ったので、歩き始めると雪が残っている所や溶けてどろどろになっているところが沢山。案の定仲間のうち数名が、歩き始めて間もないうちに転んでしまい泥んこに。かわいそうに。

582mのピークのある尾根にのった時には、10:50になっていました。そこから、南に進路が変わりました。いくつかのコルを越え、今度は進路は西へ、11:32には736.4mのピークを通過。

そこから屏風岩まで足を延ばし、11:45に到着。岩場は、やっぱり歩くとまだまだコワイ。ここで、富士山を眺めながら10分ほど休憩。

屏風岩から富士山

 

雪をかぶった富士山はやはり何度見ても美しい。富士山は、登るよりも眺める方が個人的には好きかな。

休憩後、今度は大岩を目指しました。道は一気に下り、コルに出ると今度は753mのピークに向かって登りとなっていました。

ちなみに、屏風岩から鍵掛峠までは、昭文社のタイムだと30分。でも、年明け2度目の山行のせいか、パーティ全体の歩くペースが遅い感じ。大岩に着いた時には、12:32になっていました。

歩いていく方向を眺ると、今度は結構急な下りになっているのが分かります。まだまだ時間がかかりそうな気配。

「まだ半分も来ていないのにこのペースだと、もしかして高川山に行かないかも」と思っていたら、鍵掛峠まできたら、案の定「今回はペースが遅いし、まだまだ先は長いのと、女坂が雪のせいでおそらく状態が良くないかも」ということで、鍵掛峠から北に延びる破線ルートで下山をすることに。

破線ルートは、「迷」というマークが昭文社の地図に出ているし、樹林帯の道は、雪で覆われていて心配でしたが、特に難なくあること事ができ、結局14:00に登山道まで戻ってきました。

そんな訳で、今回も高川山の山頂を踏むことはありませんでした。

★感想

高川山は、山梨県の秀麗富嶽十二景の一つなので、行ってみたかったのですが、今回も山頂にたどり着けませんでした。

駅から登山道までは歩いていけるので、また機会を見つけて歩いてみたいと思います。

なお、このルートは、破線ルートだったせいか、今回歩いているときに他のパーティに会うことはありませんでした。

もし純粋に歩くのでしたら、別の実線ルートを行くのがいいかもしれません。

私が行ったルートは、初心者だと怖いかも。

(使った地図)

① 昭文社山と高原地図「高尾・陣馬」(以下)

② 国土地理院 地形図