山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

入院

2014年8月下旬。とうとう入院の日がやってきました。スーツケースに必要なものをつめこみ、フランスベッドからレンタルした松葉杖を持って病院へ。

整形外科の病棟に入り、入院の手続き等のために待合室でまっていると、普段スポーツをしているんだろうなという感じの高校生や大学生くらいの患者さんを複数名見かけました。執刀医の先生によると、夏は、学校がお休みなので、手術をする方が多いそうです。出来るだけ早く手術をしたいという私の希望にこたえて、手術の多いこの時期に何とかスケジュールを調整して下さった医師に感謝せずにはいらせません。

自分の病室を案内され、着替えてからまずはリハビリの先生のところへ。

「心の準備はOKですか?」と聞かれたので、「ここまで来たらあとは手術受けるだけですから」と答えると、「これから大変だけど、がんばってね」と励ましの言葉を頂き、それから手術後からすぐ出来るリハビリを教えていただきました。

病室に戻ると、看護師さんから、これから数日間にわたる入院生活の説明が詳細にされました。

最後に執刀医の先生が、忙しい合間をぬって夕方登場!この日も複数の手術をなさっていらっしゃいました。

「何か質問は?」と一言!「既にいろいろとご説明を受けたので大丈夫です。」と答えると、「明日の手術の時間はまだはっきりとは分からないけど、手術は2番目になるから」とおっしゃると、先生は去っていきました。

大学病院の医師も大変です。診察だけでなく、週に2回は手術があるし、それも1日に数回も行う。更に自分の研究もある・・・。

そういえば、手術を受ける前に「今後の研究に役立てるために、手術や治療の内容を使用することへの同意書」にサインをしました。まあ、私のデータが、将来誰かの何かの役に立つのなら構いません。大学病院は、単なる医療機関ではなく、研修医を育て、また研究をするという意味での存在意義もあるから。

翌日はとうとう手術。長い一日になりそうです。