山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

3度目の大菩薩嶺 Day 1 縦走(山梨県)

<回想録>
2015年5月。コールデン・ウィークも終わった最初の週末は、大菩薩嶺へ!
目的は、介山荘で飲む一升瓶に入った「甲州ワイン」!
ではなく、大菩薩嶺から小金沢連嶺の縦走。槍ヶ岳目指してのトレーニングの一環です。またまた登山スクールのカリキュラムに乗ってしまいました。一人で歩くのはやっぱり色々とリスクも高いので。
ちなみに私にとって今回で3度目となる大菩薩嶺ですが、怪我をして以降初めての山小屋泊りの縦走なので、歩ききれるか少し心配でした。
★日程(初日):2015年5月16日(土)
上日川峠→福ちゃん荘→唐松尾根→大菩薩嶺(2,056m)→大菩薩峠・介山荘
※2日目の行程は次回のブログで紹介します~!
★天気:
(1日目)くもり
★実際の様子
今回で人生3回目となる大菩薩嶺。毎度おなじみの特急あずさに乗り、山梨県塩山駅に10:10に集合。
そこから上日川峠までは、タクシーで移動しました。
この日のルートは、初心者向けのハイキング・コースと知られるところなので、ラクチン。何せ歩く距離も時間も、翌日に比べれば半分以下なので。
身支度を整え、11:20に標高1,580mの上日川峠を出発。福ちゃん荘までのなだらかな道を歩きました。
途中、カラマツやダケカンバなど周りの木々についての説明をガイドさんから受けました。でも、なかなか頭に名前が残らないんだよね。
11:55には福ちゃん荘に到着。この辺りは昨年来た時と変わりない。分岐には大きな地図と分岐点を示す標識が立っています。
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5分ほど休憩し、12時には出発。ここから雷岩までは1時間の道のり。最後に登りがきつくなり、岩がゴロゴロしているところを歩かなくてはいけない。でも3回目で道の感じも分かっているので心配はない。
地図読みの練習を下級生たちとしながら、13:15には雷岩に到着。自分は何ともなかったけど、やはり後輩には最後の岩場の斜面はつらいようで、到着してから「しんどかった」という声が聞こえました。でもこれ耐えられないようだと、翌日困る。何せ歩く距離が長いから。
13:25には、3度目の大菩薩嶺に到着。3年前、初めてここに来た時比べると標識がきれいになっているような気がする。
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記念撮影でみんな忙しい。私は、標識だけ撮影しておしまい。
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休憩後、もと来た道を雷岩まで戻り、そこから賽の河原を経て、14:25には大菩薩峠付近にある介山荘に到着!
この日は、夕食まで時間があるので、地図読みの予習をしたり、ロープワークの練習をして時間を過ごしました。
そして一升瓶に入った甲州ワインと美味しいカレーを食べ、その後山の仲間やガイド陣と楽しいひと時を過ごしました。
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昼間は曇っていたので星は見えないかと思っていましたが、次第に天候が改善し、寝る前に、小屋の外に出てみると、満天の星を眺めることができました。流れ星もちらほら。
夜外に出るのは、ダウンを着ないと寒かったけど、大自然雄大さを満喫してから、その日は眠りました。
つづく
★お役立ち情報:
今回泊まった介山荘のサイト(クリックすると行けます)

介山荘

介山荘は、部屋もきれいだし、ご飯(カレー)も美味しいし。水も使えるから女性に優しい。何度来てもここの小屋は好き。個人的におすすめです。
(使った地図)
昭文社山と高原地図大菩薩嶺
国土地理院 地形図