楽しい3連休が、明日からはじまりますね~。
登山に行く方、アウトドアでのクライミングしに行く方など様々かと。私は、人ごみが苦手なので、例によってどこにもいかずノンびりするつもりです。(クライミング・ジムはいくかもしれませんが・・・)
下界も秋らしくなり、徐々に寒くなってきました。山の方はと言うと、9月末に八ヶ岳の赤岳から早朝下山する時には、登山道にも霜柱が沢山できていました。秋を飛び越えてそろそろ冬かなと思っていたら、4日に八ヶ岳の赤岳鉱泉で初氷が観察され、北アルプスの穂高岳では、5日に初冠雪が観測されたそうです。
そこで思い出すのが、やはり防寒対策。みなさま防寒具の準備は、大丈夫でしょうか?
この前カラビナを探しに山道具屋さんに行ったら、初めて山道具と服を買いに来たと思しき女性が何やら店員さんとお話していました。
「寒さ対策をどれくらいしたらよいか?」ということがどうやらポイントの模様。
登る山にもよりますが・・・
①標高が1,000mあがると気温が6度下がる
②風速1メートルにつき体感温度が1度低くなる
ということを考えると、関東近辺だと割にメジャーな神奈川県の丹沢あたりの塔ノ岳(標高1,491m)に登れば、東京湾岸エリア(標高3mとか)の気温が15度だとすると、風が無くても6度とかくらい。寒い~。
きっとこの初心者の方は、そういうこと知らないから、何を持っていけばいいのかわからないんだろうな。
秋や冬に限らず、寒さ対策は必要ですが、少なくとも・・・
①フリース(行動時に寒ければ着る)
②ダウン(濡らすとNG! 休憩時に暖を取るために着る)
③ネックウォーマー
④ニット帽
⑤手袋(防風用)
⑥レスキューシート(山でなくても災害時にも重宝します)
⑦テルモス(お湯をいれていくと暖をとれます)
・・・それくらいはザックに突っ込んでおけ・・・と今までお世話になったガイド陣に講習やら現場で何度も言われております。そして経験的にもやっぱり必要かなあ〜と。
「お金かかるのはイヤ!」という方。山に登るには、残念ながらお金がかかるんです!装備が不備だと、万一の時に困るのは自分です。大事な投資。ケチると、何せ最悪の場合、低体温症で天国行きです。出かけるときは忘れずに!
「何を用意したらいいの?」と言う方は、ちゃんと本を読んだり、スクール見つけて講習受けたり、山道具屋の店員さんを捕まえて、勇気を振り絞ってきいてみましょう。そして万全の状態で楽しみましょう~!
ちなみにアウトドアのクライミングの時は、場所にもよりますが、やっぱり山の中だし岩場は冷えます。以前秋の瑞牆山にボルダリングしに行きましたが、下界は温かったのですが岩場は寒く、インドアでばかりいつもやっているお友達は、このあたりの知識がないらしく薄着で「寒いよ~!」と震えておりました。待ち時間や刻々と変わる気温の変化などを考えると、「フリース」や「ダウン」はあったほうがいいです。
それではよい連休を〜!
★おまけ
①以前のブログで書いたお話
道具や寒さ対策について以下書いてます。よろしければのぞいてみて下さい。
1)初めて装備を揃えるのに12万円も使った話。
かなり大変な出費でした。でもそれは序章に過ぎず最低限の装備を買っただけ。以後やりたいことが増え、追加的にいろいろ買いました。ホント今までの投資額いくらだろう〜。考えるのやめた。
http://yamaikojoshi.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
2)秋から冬にかけての山でのお役立ちグッズに関する話
http://yamaikojoshi.blog.fc2.com/blog-entry-51.html
3)体感温度に関する話