いつものように指定席は満席。
乗り込もうとした車両デッキ付近には、外国人が数名。「こりゃ、多分座席がわからんな」と思った。自分も外国を旅することもあるから旅行者の気持ちはわかるし、外国人観光客向けのボランティア活動をしてるし、そんな気持ちもあって全国通訳案内士(ガイド)の国家資格もとったから、何となく困ってる人は顔見るとわかる。
ただ旅の楽しみには、自分達での問題解決も含まれる。だから一旦放置。
さっさと自分の予約した指定席へ。
朝ごはん食べようとお店広げた途端、彼らが横一列で隣の席にやってきて、
「ここ座ってもいい?」ときた。
「指定券持ってるの?」と私。
「No!」と想定内の回答。
「自由席は別の車両ですよ〜」とご案内。
成田エクスプレスに乗っても、ターミナル駅でも時々どういう訳か、ボランティア活動中でなくても外国の方に質問される。
でもJRの切符には日本語しか書いてないから読めない。だからいつも同じような説明をする。
この前青森行った帰りの新幹線でも、私のとった指定席に中国のファミリーが座ってた。
若夫婦とちびっ子1名。
多分春節で来たんでしよう。
個人旅行出来るだけの経済力があるだけに、ちゃんと英語が話せる。(大抵こういう人はインテリ。)
理由を聞くと席が離れちゃうので、私の席に座ってたらしい。行き先は同じ方面だったし、指定席券は持ってたし、「何かあれば車掌さんと確認する!」とまで言ってくれた。よって快諾。
これから益々こんなこと増えるのかな?
もう少し鉄道会社の皆様にも頑張って欲しい気がします。