2年前「奥大日岳からの剱岳はいいよ!」と教えてもらった。それからずっと気になっていた。
でも天候不順・体調不良でなかなか実現しなかった。
条件が揃った。決行するなら今日しかない!
朝ごはんを食べ、6:39に雷鳥荘出発。
雷鳥坂との分岐を抜けると木道。
誰もいない。
みんな剱御前方面行ったのかな?
今日はこんな気持ちいい稜線歩きなのです。
新室堂乗越@7:20。
その手間のテン場通過後、熊鈴の消音機能を解除。
昨日のこともあるし、剱御前小舎付近でも出没したらしいから念のため。
15分ほど歩くと剱岳が!テンション上がります。
この姿を拝むために、今回来たのです。
天狗平方面をみると、この日最初のバスが室堂に向かって走ってきました。
静かだったこのエリアも、荷揚げの時間なのか、ヘリがずっと飛んで音が鳴り響く。
景色はどこを見ても素晴らしい。
これで熊の恐怖がなければ・・・。茂みを通るたびにビビる。特にベニバナイチゴ っぽい実がなっている場所は怖い。熊の好物?!
イヤだと思っていたら、やはり熊の形跡発見。
鈴を振りまくって歩く!
山頂が近づくにつれ、北アルプスの山々が見えてきた。
剱岳だけでなく、このルート本当に素晴らしい!
・・・と思ったら本日初めて別の登山者と会う。きくと山頂には数名人がいるらしい。
大日岳方面との分岐を過ぎ、8:52奥大日岳到着!
あれ?誰もいない。
剱岳の鑑賞するための特等席を独り占め。
こんなにいい天気だったら剱岳登れば良かったかな?
でも今日はここに来たのが正しかったと思う。
早月尾根からの全景を確認することができたし、いい機会だった。
頑張って来てよかった。
今回は大日小屋の予約を取る暇がなかったので、往路下山。下り始めると、少しずつ登山者が増えてきた。
帰りは少しルンルン気分。わ〜い剱岳!
と思っていたら、また熊のフン発見!
行きにはなかった。よくみるとやっぱりベリー類を食べてる。彼らのご馳走エリアに、人が道を作ったからこうなるのね。
周りに誰もいないので、鈴鳴らし全開!
称名川は行きよりも水がキラキラ光って綺麗。
のんびり歩きたいけど。命は1つ。
でも向こうからツアー客がやってきて、静かな山はおしまい。熊の恐怖も消えた。
新室堂乗越を10:24通過。
木道を歩き、
雷鳥沢の橋を渡る。
テント場を通過。
11:09出発地点に無事帰還!
これほど人恋しくなった山行はなかったです。