室堂に来るたび気になっていた浄土山。
立山三山の1つ。
立山信仰では、浄土山は「過去」、雄山は「現在」、別山は「未来」の山とされているのですが、ここだけ登ったことがなかった。
初日の足慣らしにちょうどいいので登ることに。
11:20スタート。
室堂山との分岐近くまでは、観光客も歩けそうな歩道。
大文字草?
秋っぽい色合いの草花。
チングルマはおしまい。
山頂方面。
例によって花の名前がわからない。
今年は結構覚えたけど、先生がいないとやはりダメ。
室堂山の展望台との分岐。ガスってきたのでパスして、浄土山方面へそのまま進む。
この先は岩場の登り。少し歩きにくい。
室堂の喧騒が嘘のように静か。ソロの男性が、パラパラおりて来る。地図持ってなさそうな人が山頂からおりてきて、「この先室堂いけますよね?」と聞いてきた。視界不良で不安だったのかな?身内だったら「ちゃんと地図読めよ」と怒りますが、もちろん教えてあげました。
登山道の両側には、美味しそうなイチゴの類。
と思って、少し進んだらガサガサっという音。
ちらっと見たら黒い影。この辺の住人。怖いのでさっさと登る。そういえば今朝室堂の掲示板にもいるって書いてあった。もしかしてイチゴ食べにきてた?
観光客だらけの室堂のバスターミナルから少し離れた場所で、人も歩いてるから、この時間にいるとは思わなかった。鈴も出してないし。
向こうは私が視界に入ってないようなので、足早に去る。怖い〜。
浄土山南峰直下で、女性二人連れとすれ違ったので、熊さんいるよと伝えました。まあ2人でペチャクチャ話してれば、平気だろうけど。
南峰には今は入れないので、南峰の記念碑近くで休憩。
もう平気かと思うけど、熊鈴を出す。音をつけたり消したりできる優れもの。
来る前日買ったけど、買ってよかった。
進むと池塘がある。近くに雷鳥もいて他の登山者が写真を撮っていた。
あっという間に富山大学立山研究所。ここは五色ヶ原と一ノ越との分岐。時刻は12:40。
一ノ越方面へ下ると、雷鳥が道案内。
もしやと思ったら、案の定雨がパラつく。君達に会うといつもそう。でも雨具を着るほどではない。
黒部ダム側の山、
そして雄山と一ノ越の小屋が見えてきた。
人は見えないのに声だけが響き渡る。
おりてきた道を振り返ると雪が残っている。
祓堂の横をすぎる。
2017年と2018年の4月に歩いた道。
雪がないと景色も違う。
雷鳥沢方面も見える。
室堂に13:39着。行動時間は約2:20。
この日のプチ山行はおしまい。
お腹空いたのでカレー食べてまったりしました。