山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

手ごわし残雪の巻機山

夏日の天気予報の土曜日。また新潟へ。

降り立ったのは静まり返った越後湯沢駅。2週間前には沢山いたスキーヤーも何処へやら。全く別の雰囲気になってました。

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そこから車で南魚沼市清水集落付近へ。

車をおりて歩き始めると周りはまだまだ雪。
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日差しが強く、荷物が重い。
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今回は井戸尾根から山頂をめざす。急なうえにグサグサの雪で歩きにくい井戸の壁を過ぎると、ニセ巻機山が見えてきた。
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南を向くと谷川連峰。そんなポイントでザックをおろしテントを張る。

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雄大な景色と夕陽を見ながらご飯を食べ、
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8時前には就寝。夜中に目が覚めて外に出たら、月明かりと瞬く星がきれいでした。月明かりだけで十分明るい。「電気が足りない」とちょっと前にニュースになってたけど、日が昇ったら活動して、日が沈んだら寝ればいいだけだと最近思う。それだけで省エネになる。

翌日曜日は明るくなると自然に目が覚めた。アラームすらいらない。理想の生活な気がする。
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6時にはテントを出発し巻機山を目指す。f:id:gomtbytsurugi:20220411223732j:image

歩き始めると6合目の先にシュプールが沢山。ここは山スキーの人が多いそうです。
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標高が上がり、周りの山々が見えるように。
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まだ他の登山者もほとんどいない。
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苗場山
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谷川岳など雪をかぶった山々は本当に見ていて飽きない。
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8:28にようやくニセ巻機山を通過。
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ここまで来ると目指す巻機山ももうすぐ。
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9:19ようやく巻機山(標高1967m)着!

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みんなこの景色に憧れてくるのかな。
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まだ登ったことのない越後駒ヶ岳や八海山もみえる。山を始めて10年経つけど、まだまだ登ったことのない山は多い。
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少し休憩してから往路下山。

テントを片付けて井戸の壁を下りるのは痺れましたが、登って良かったとしみじみ感じる魅力的な山でした。日帰りで来る人が多いらしいけど、テント泊で来れて良かった。