山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

花と海の角田山

24日の日曜日の朝海沿いの道を車で移動。
この日の目的は角田山で花をめで、最後は海の灯台に向かって歩くこと。

駐車場に車を止めて、支度してから登山道に向かうと、

ヒエログリフがありました。アーティストによる作品だそうですが、なぜここに置くことにしたのかな?

今回は雪割草が沢山咲くという桜尾根から登ります。

ここは個人管理の道なので注意して登ります。

歩き始めると・・・

色とりどりの雪割草。

人生初の雪割草三昧の登山道。

あまりにのんびり歩くので、山頂への到着時刻を心配しましたが、2時間ほどでつきました。山頂は人であふれかえってました。まるで東京の高尾山みたいでした。

この山頂には避難小屋があります。

地元のハイキングクラブの方が建てたそうで、もう50年以上この地にあるそうです。

この小屋にいらっしゃった方から、角田山の花は西側で多く咲き、また時期により少しずつ咲く場所が変わるとうかがいました。話をうかがっているみた間にも、常連さんと思しきハイカーが次々と登ってきて、地元の人たちに愛されている山であることが感じられました。私も新潟に住んでいたら時々歩きに来るだろうな。

長めの休憩をとった後は、灯台コースにて下山開始。

前日の雨で道がぬかるんでいたけど、

下りていくと段々海岸線も見えてきてわくわくする。

途中謎の黒い花も咲いていたけど、雪割草はなかった。

道は基本的に歩きやすい。

カタクリが群生している場所を過ぎると、

さえぎるものが消えた。

この先は岩場っぽいアップダウンの道が続きます。

南西方面には海に通じる洞窟と、隣の尾根に別の登山道も見えた。

行きに歩い桜尾根を見ると下部に岩場があった。かっこいい岩場だなあと思っていたら、クライミングが出来るとすれ違った地元の登山者に聞きました。カッタン岩というそうです。海を見てのクライミングは楽しそう。

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更に進むと灯台はもうすぐ。
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灯台、海岸線、水平線。地球の大きさを感じられる素敵な場所だ。
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灯台の説明によるとこの灯台は明治時代に建設されたもの。この前行った城ケ崎や石廊崎灯台と同じだ。明治時代に海洋のインフラが整えられたことが分かる。
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灯台のロケーションは面白いので、日本中の灯台めぐってみようかな?
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最後は海岸まで下りて、
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その昔義経が身を隠したといわれる場所へ。
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確かにそんな言い伝えがあったら信じてしまいそう。
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今回の登山はここまで。
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ちゃんとお昼を食べなかったので、東京に帰る前に、燕三条系背脂ラーメンというものを食べてみた。コテコテすぎて食べられないかと思ったけれど、太めの麵と玉ねぎ・チャーシュー・スープ・海苔と意外といい組み合わせでした。寒い新潟だからこそのラーメンかな。

「3月の新潟で花をめでる山行ってどうなんでしょう?」と思っていましたが、海も見えるし、お花もきれいだし、首都圏からもアクセスいいし、来てみてよかった。

新潟の山は他にもまだまだ登ってみたい山が沢山あるので、また別の山に登りに来てみたいと思います。

春を探しに弥彦山

新潟に花を見に行きましょうと誘われた。

でも3月の新潟はスキーしか頭に浮かばない。

花なんて咲いてるのかなと疑心暗鬼で上越新幹線に乗り、越後湯沢、浦佐辺りまでは確かに雪景色だったけど、長岡を過ぎ燕三条で降りたら雪はどこかに消えていた。

この日は弥彦山でお花を探しにハイキング。

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裏参道から登っていくと、
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雪割草が咲いてました。
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カタクリも。
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小さい春が沢山。
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可憐だ。
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道は思ったよりもちゃんと整備されており、
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登りやすい。
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でも途中から雨が降ってきて、そのうちミゾレと言うか雪になってきた。

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見えていた佐渡島も視界から消えた。
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頂上が高くなると足元には雪。
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山頂のお社にお参りをして下山。
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行きには気が付かなかった桜は
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雨に濡れてかわいそう。
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下山後は弥彦神社へ移動。
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とても立派だ。
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雨だから迷ったけど、来てよかった。
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夜は民宿でおさかな三昧。
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のどぐろやカニなどたらふく食べました。
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寒かったけど日本海側来てよかった。

海を見に@三浦半島

春分の日は海が見たくなり南へ。

1時間半のドライブで城ヶ島へ。

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灯台見て、マグロしらす丼を食べて、
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移動コーヒースタンドでお茶して、
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海辺を散歩。
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遠くに富士山
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波は荒く風も強かったけどやはり海はいい。
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この島には猫が沢山いる。
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のんびりと
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マイペースに生きている。
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挨拶したらやってきた。
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じゃれてる姿も微笑ましい。
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城ヶ島の後は長井海の手公園ソレイユの丘へ。
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菜の花の向こうに富士山
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ハート型のお花のオブジェに
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白い花。もう春だなあここは温暖だから。
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園内には素敵なビュースポットがあり、入江の向こうに富士山が見える。
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見ていて飽きない。
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海辺に下りる道もありそこからの眺めもいい。
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キャンプやBBQも出来るから、また道具持って遊びにきても楽しいかな?
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最後は秋谷のマーローへ。
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私はオーソドックスなプリン、相方は今月のスペシャルのチョコ・ミント・プリンを注文。

何度来てもやっぱり三浦半島はいいな。また遊びに来ようっと。

夏油高原でスキー!

もう3月だしそろそろ登山に戻ろうと思ったけれど、もう少しだけ滑りたいので、金曜日の夜仕事終わってから、東北新幹線で北上へ。

土曜の朝ホテル起きて、窓から外を見ると西側に雪山が見えた。

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よく見るとスキー場が見える。あれが今回の目的地!無料送迎バスに乗ること50分。

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夏油高原スキー場に無事到着!
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ゲレンデは初級・中級・上級と沢山あって、更にツリーランエリアもある。この日は開いてませんでした。今回は普通にゲレンデを滑る。
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ゴンドラに乗ってとりあえずA1という初級コースを滑り下りる。
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北上盆地に向かって滑る感じは気持ちいい。
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でもかぼちゃというかジャガイモみたいな雪の塊が沢山あって滑りにくい。
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この日は時々日もさし比較的あたたかかった。そう感じるのはいつも行ってる奧志賀高原が寒いから。
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初めてのスキー場はどこを滑るのがいいのかいまいち分からず、ドツボにハマりたくないので、地元のスクールに入る。先生に夏油初めてと行ったら、上級以外の全てのコースをレッスンしながら連れて行ってもらった。
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とりあえずあんまりビビることもなく、全部滑って下まで行けたので、この3シーズン一生懸命泊まり込みのスクール通った甲斐はあるのでしょう。

ちなみに先生によると今シーズンは夏油も雪が少なくてGWまで持つか微妙とのこと、昔は雪庇が大きくなりすぎて、発破かけてわざと崩したこともあったそうですが、最近はそういうこともないそうです。ここにも温暖化の影響が。

2日目の日曜はフリーで好き勝手に滑った。
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ゴンドラを降りてA6コース方面に滑っていくと、北西側の山々が見える。秋田との県境もすぐそこで、視界が良ければ鳥海山も見えるそうですが、今回は拝めませんでした。それでも真っ白で視界不良な状況で滑るよりも楽しい!
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思う存分滑って、ランチはハンバーガー。
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温泉も入って、帰路に着く。

夏油高原スキー場もちょうどいい大きさで、アクセスも東京からいいので、来シーズンは2月にまた訪れてみたいな。

それにしても今シーズンはどこに行っても雪が少ないかった。だから今シーズンのスキーはここまで!滑走日数16日と満足できる日数ではないけど、雪山登山の代わりにスキーに集中したから、まあいいと思う。また来シーズン沢山滑りに行こう!

スキー@奧志賀!

もう3月。それでもやっぱり滑りたい!

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と言うことで奧志賀高原へ。土曜日は風が強く、最初動いたのはゴンドラだけ。そのうちリフトも稼働。幸い先々週の2月の3連休のガリガリ君な斜面とは変わり、雪がサラサラして降り滑りやすい。

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でも残念ながら視界不良!

土曜の晩も雪が降り、日曜日の朝起きたらパウダーでした。午後には青空見え、今シーズン1番コンディションよかったかも。

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折角身体が板に馴染んできたし、以前はびびっていた斜面やコブちっくなところも滑り方が何となく分かってきて楽しくなってきた。

今シーズンの通算滑走日数14日。まだまだ奧志賀で滑りたいけど、3月はもう来れない。残念だけど、また来シーズンも沢山滑りに来よう!

河津七滝

南伊豆トレイルの後は風が強いので悩んだ末に観光にシフト!

お腹が空いたので、お昼は大好きな「金目鯛漬け丼」と

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出汁の利いたわかめのお味噌汁。
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食後は今まで一度も行ったことのない河津七滝へ。
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7つの滝を見るために1時間ほど歩く。
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まずは奥の釜滝に向かってひたすら歩く。
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最初に歩道を歩いていて直ぐに見えるのは蛇滝。
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こんな風に間近で柱状節理の上部を見たのは初めてだ。
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その先に深い淵があり、その奥には釜滝。
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やはりこの滝も柱状節理をはっきりと確認出来る。
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結局釜滝の先の猿田渕まで急な階段を上って歩いた。実はその先も遊歩道は踊り子遊歩道として続いている。天城峠は歩いたことないのでそのトレイルも歩いてみたい道の一つだ。伊豆は歩きたいところが実は沢山あって大変だ。
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エビ滝まで戻ると伊豆の踊子の像もある。
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外国人観光客も多く、中国系の人やフランスの人がいた。
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カニ滝を見た後は少し車道歩き、梅がきれいだった。
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それから出合滝を見に下っていくと、
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その合流地点からが河津川の起点となっていた。
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2つの川が合流しているから出合滝という名なのだろう。
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ここでも柱状節理が見える。
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そしてその先は大滝。結構は落差だ。
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出合滝の遊歩道を戻り、大滝への遊歩道を下ると、
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大迫力の大滝。この滝を見ながら入れる温泉がここにはある。


沢登りをしているとみることのできそうな滝が沢山あったけど、普通の人はこんなにまじかに沢山の滝を見ることは出来ないので、いい観光地だと思う。今度家族つれてこうようかな?

金曜日の夜から始まった南伊豆の旅はこれでおしまい。また時期を変えて、歩くルートや訪れる場所を変えて、伊豆に戻ってこようと思います。