山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

仏果山(神奈川県)

1週間前に登山スクールで、「地図読み」の机上講座があったので、今回は、「地図読み実践編」でした。

ちなみに仏果山は、神奈川県愛川町にあります。宮ケ瀬ダムを眼下に見下ろす山です。

★山行日: 2013年2月9日(土)

★天気: 晴れ

★コース:

愛川ふれあいの村→高取山(標高705m)→仏果山(標高747.1m)→愛川ふれあいの村

行動時間: 休憩と講習(説明)等を含めて6時間近く。

昭文社の「山と高原地図」で確認できると思います。

★実際の様子

8時過ぎに、小田急厚木駅に集合し、10時前には、愛川町のふれあいの村まで移動してきました。「スクールで『仏果山』で地図読みの実地講習をする時は、雪があることが多い」というジンクス通り、晴れているものの何だか白いものが、山腹に見えます。どう考えても「雪」です。

講師陣も「こりゃ、いつもの様に地図読みよりも雪山講習になるな」という雰囲気。愛川ふれあいの村の敷地内で、「整地」をしてから登山スタート。10:15に本格的な山道となるところまで歩いてきました。

その後大して歩かないうちに、やっぱり雪があるので、「軽アイゼン出して!」と号令が。北或いは北東に向いている尾根を南に向かって登っていくので、雪が多いという判断からだと思います。

この時は、さっと軽アイゼン装着完了!装着後は、やはり歩行が安定しました。

11:55に送電線と登山道が交わるポイントに到着。写真の通り、南を向いているところは、雪がありません。

送電線付近

ここでのポイントは、「送電線」という人工物の確認かな。別の尾根を上がってくる登山道があるはずですが、当日見た記憶がありません。(昭文社の地図には載っていませんが、地形図にはその登山道があるのです。どうだったかなあ。)

12:45に高取山(標高705m)に到着。10分ほど休憩。標識は、逆光でよく見えませんが、山頂付近はこんな感じです。

高取山標識

北東方面の眺め。(以下写真)

高取山 北東方面

そして南西方面は、宮ケ瀬湖が木々の間から見えます。(以下写真)

宮ケ瀬ダム

12:55に出発。地図読みで言うと、ここから登山道の進行方向が、南東に変わります。仏果山への稜線を歩く形になります。

ただ歩けば高取山から仏果山までは、35分の道のりですが、地図読みの実習をしているので、「尾根」「谷」「コル(*1)」「他のルートとの分岐」などをチェックしているので、仏果山に到着したのは、14:18でした。

ご覧のとおり標識の周りは、雪で覆われていて、お地蔵さんも寒そうでした。(以下写真)

仏果山 お地蔵さん

10分ほど休憩をしてから、地図読みは、この辺で終わりにして、ひたすら下山。

標高413m付近を通る林道と交差する辺りで、軽アイゼンをとりがてら再度休憩。

仏果山山頂から県道514号まで、普通なら1時間で下山できますが、ふれあいの村に戻ったのは、16時近かったと思います。(*2)

(補足情報)

*1 コル(鞍部/あんぶ)【col(フランス語)】:

登山で、峰と峰を結ぶ尾根の一番低くなったところ。こちらのURLにも説明があります。

http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/word.php?wid=95

(*2)下山時刻

スクールで、講習内容がびっしりなのと、どうも下山するとホッとするせいで、下山時刻をメモするのを忘れてしまうことが多いのです。今回もその例です。ごめんなさい。

★感想

地図読みは、楽しかったですが、一回目なので、尾根や谷を一つ一つ丁寧に確認していく作業は、なかなか大変でした。一方方角が変わるのは、コンパスを使って比較的楽に出来た感触があります。

今回は、地図読みに加えて、雪山になってしまったのが、結構タイムロスになった気がします。まあそれもよい経験でした。

★温泉情報

厚木の「湯花楽」は、車の方には便利です。

http://www.yukaraku.com/atsugi/

(使った地図)

昭文社山と高原地図「丹沢」

国土地理院の地形図

 

※地形図のエリアは、ヤマレコとかガイドブックに載っているので、どのエリアかは、調べてみて下さい。(それもお勉強だそうなので・・・。)