山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

南八ヶ岳 赤岳と硫黄岳 前編(長野県)

2013年8月に北岳に登った後、同じ月に入笠山と編笠山に登る予定でしたが、台風の影響で中止。久しぶりの山行は、9月に入ってから、スクールの修了式も兼ね、南八ヶ岳の赤岳と硫黄岳を目指すものとなりました。

★行程:

(1日目)2013年9月21日(土) 赤岳鉱泉

(2日目)2013年9月22日(日) 赤岳

(3日目)2013年9月23日(月) 硫黄岳

★天気:

(1日目)はれ

※2日目以降は、次回のブログで!

★コース:

美濃戸口→美濃戸山荘→北沢→赤岳鉱泉

行動時間: 約3時間20分(休憩込)

★実際の様子

(1日目)

この日も、いつもの様に新宿から特急スーパーあづさに乗って出発。駅のホームで列車待ちをしていたら、スクールのガイドさんに遭遇。「今回お世話になるのかな?」と思っていたら、小淵沢で降りちゃいました。どうやら上級生の山行に同行模様。この週末、上級生たちは、同じ八ヶ岳でも、「権現岳キレット~赤岳」の縦走。遠い飲み屋(青年小屋)に行けるのだ。私も早く行ってみたい。

そんなことを思っている間に、列車は、茅野駅に10時過ぎに到着。ここで、みんなと合流です。車に乗り込み、美濃戸口まで移動しました。時間は11時を回っていたと思います。快晴で連休のせいか、美濃戸口に到着するバスはどれも大入り満員。

出発のために、八ヶ岳山荘付近で、身支度を整えていると、大きなハチがぶ~んと飛んでいます。よく見ると、山荘の屋根付近に、大きなスズメバチの巣がある。ヒョエ~こわ~い。「寄ってきても叩いたりしちゃ絶対にだめ!」とガイド陣に言われながら、ストレッチをしている間も、ハチさん達がガンガン飛んできます。

全ての準備が整い、ハチさんとはお別れ、11時半ごろには出発。赤岳山荘を目指して歩き始めました。

12時半頃には、赤岳山荘付近に到着。9月に入り、高原ではもう秋の気配。コスモスが咲いていました。

コスモス

ここでしばし休憩。ここでは冬になると、アイス・クライミング用のアイスキャンデー(人工氷壁)が作られるそうです。

赤岳山荘を出発し、更に車道歩きが続きました。北沢に着いたのは、13:29でした。

北沢

ここでまた10分位は休憩したでしょうか。ここから先は、登山道です。沢沿いの道を歩いてい行くと、東側に岩山が見えてきました。

1日目大同心

ここら辺の山も、「大同心」とか「小同心」とかアルパインライミング(山岳地域での岩壁登攀)しに来る所。カッコイイ山だなあ。

14:53に赤岳鉱泉に到着!小屋の周りには、ご覧の通りテント泊の人が沢山。

赤岳鉱泉と岩山

明日登る赤岳方面をみると岩だらけの稜線がよくわかります。(以下写真)

赤岳方面

そしてこの小屋にも、ドライ用のクライミングボードがありますねえ。冬になるとここでもアイスキャンデー(人工氷壁)を使ってアイスクライミングの練習ができるんです。

そして岩場方面をドアップで見るとすごい迫力。いつかチャレンジしたいなあ、八ヶ岳の岩場も。

岩場ドアップ

この日も到着が早かったので、しばしビールを飲みながら仲間と山談義。その後、女子にはうれしいお風呂に入り、美味しい夕食をたべ、消灯。

さて翌日は、赤岳ですが、今回はここまで~。

★感想

2013年7月にも八ヶ岳の山々に登っていますが、やはり大人気ですね八ヶ岳。私も来るたびに好きになっています。特に今回泊まった赤岳鉱泉は、今までの中で一番好きな山小屋かな。リピーターになりそうな予感。

★お役立ち情報

「赤岳鉱泉

今回泊まったところ。お風呂もあるし、ご飯も美味しいし。お部屋もきれいだし女子向け!

http://www.alles.or.jp/~akadake/kosen.html

(使った地図)

昭文社山と高原地図八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰