登山スクールの番外編で、いわゆるハードな雪山ではなく、
「高原のホテルでおしゃれなディナー!」
「軽アイゼンでもOK!」
・・・という女子っぽい山行企画がありました。
そのキャッチコピーに魅かれ、長野県の黒斑山への雪山散歩に参加することにしました。
★日程:2014年3月22日(土)~23日(日)
★天気:
(1日目&2日目)晴れ
★コース:
(1日目)高峰高原ホテルへ移動と周辺散策
(2日目)高峰高原ホテル→車坂峠→黒斑山→高峰高原ホテル
★実際の様子
この日は、10:30に小諸駅集合。
なので、東京駅から長野新幹線に乗り軽井沢まで行き、そこからさきは、「しなの鉄道」に乗り換えました。
この鉄道は、昔、JRの信越本線だったところ。1997年10月の 長野新幹線の開業に伴い、在来線部分の軽井沢 - 篠ノ井間が、JRから分離し、「しなの鉄道線」になったのですが、乗ってみると味わいのあるローカル線です。
小諸の駅を降りると、のんびりとしています。ここから先は車で高峰高原ホテルまで移動。
お昼ぐらいホテルに到着。車坂峠にあるので、ここから南側を見ると八ヶ岳方面がよく見えます。
一息入れてから、今日は雪に慣れるため、ホテルからやや南西にある高峯山まで雪の中をお散歩。12:30頃ホテルを出発。今回は軽アイゼンでOKなので、12本爪アイゼンに比べると足元も妙に軽い。周りは静かなので、近くにあるアサマ2000スキー場のリフトの音とBGM が聞こえてきます。
雪山散歩をしているのは、我々だけかと思いきや、海外からの方が。よくよく聞いてみると、麻布に住んでいるオーストラリア人と、日本訪問中のその方の友人だそうで。軽井沢からも近いので、東京からのアクセスも良いので、やはり来やすいのかな?
尾根に乗っかり高峯山への稜線歩きになると、八ヶ岳などの素晴らしい景色が広がっています。
まずは南東方面:
そして南方面(八ヶ岳):
雪の状態は、3月下旬に入りガイドさんに言わせると「雪くさってるわ」との事。初めて聞いた表現でしたが、ようは「締まってなくて、ぐしゃぐしゃ」ということらしい。今回のガイドさんは2名。お二人とも、バックカントリーをなさり、雪国出身なので、雪を見ただけで、状況を直ぐに判断できるのです。
13:40には、高峯山に到着!天気も良くて本当に気持ちが良い。明日登る予定の黒斑山も全容を見渡すことが出来、15時にはホテルに戻りました。
雪の中の散歩を楽しんだ後、夕方まで女子会気分でお茶をして、夜はワインと一緒にディナーを味わいました。
その後も、温泉につかり、ラウンジでのんびりして、いつもの山行とは違ったリゾート気分で、この日は過ぎて行きました。
さて翌日の黒斑山はどんな感じかな~。
つづく
★お役立ち情報:
「しなの鉄道」
軽井沢から小諸までの移動に使った鉄道です。初めて乗りましたが、なかなか味わいがあります。
http://www.shinanorailway.co.jp/
「高峰高原ホテル」
冬でも夏でも楽しめます。ホテルからの眺めは素晴らしいです。
http://www.takamine-kougen.co.jp/
(使った地図)
国土地理院 地形図