山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

牛乳嫌い~! 術後1日目

やはり手術をした夜は、正直あまり眠れませんでした。こま切れ状態での睡眠。

痛みのせいもあるのかもしれないけど、膝は包帯でぐるぐる巻き、それに加えて手には点滴、他にもチューブがついていて、寝返りもできないし、トイレもいけない。何だか不自然な状況にあるせいだろうなきっと。

他にも、ナースコールが夜も時々響き渡るし、同室の別の患者さんが使っている医療機器の音も気になり余計に眠れませんでした。

でも、自分で決めて入院して、手術したわけだから誰にも文句は言えません。

夜が明けて「わーい。朝ごはんだ!」と喜んでいたら牛乳が・・・。

1日目の牛乳

私はこれが大の苦手! 

学校給食以来、避けて通ってきました。チーズとか他の乳製品は大好きなのに。言えば別のものを出してくれるそうですが、修行だと思って飲みました。

ご飯を食べたら、ようやく点滴を一度はずしてOKとなりました。まだ、朝と夕方に抗生物質の点滴がしばらく続くので、置き針はされたままだけど、自由の身になれました。

ちなみに点滴の針は、刺すときだけ使って、その後カテーテルを入れて、針はすぐ取ってしまうので、置き針といいながら実は針が刺さっている訳ではないそうです。何だか聞いてほっとしました。

チューブが取れたので、今度は車いすと松葉杖の練習。看護師さんに様子をみてもらうと、「松葉杖でよさそうね」と言われたので、術後1日目から松葉杖生活となりました。

自由ってすばらしい~。

でも、歩くときは、二―ブレスを装着しました。

ベッドの上でもリハビリ開始。

足を延ばしたまま足首を曲げたり、上にあげてみたり、セッティングという膝に力をいれるということを始めてみました。

でも、足がすごく重く感じる。松葉杖で歩くのがやっと。

「こんな状態で、クライミングしたり、山を歩けるようになるのかな?」とちょっと不安になりました。

この日松葉杖で何度かベッドから抜けだし、窓際や洗面所へ行ったりしてみました。

夕方ウロウロしていたところ、執刀医の先生に発見されました。どうやら診察にお見えのようでした。

「お~、もう松葉杖で歩けるんだ。」とほめられました。

「痛みは?」

「無くはないですが、まあ痛いと聞いてましたから。」と答えると、

「大したもんだ~。まあ無理しないように」というと先生は去っていきました。