<回想録>
目標達成した一行ですが、この日は天気よさそうなので、「行きに見れなかった山々を拝めるかな?」と期待して、ひたすら下山です。
話によるといろいろと美味しいものも実はあちこちにあるそうで・・・、女性陣が多いのでグルメ下山になりそうな気配。
★日程: (4日目)2015年8月23日(日)
槍沢ロッジ→一の俣→横尾→徳沢→明神→上高地
★天気: (4日目)はれ
★実際の様子
この日の起床は4時過ぎ。もう登る山も無い。だから何となくのんびりムード。小屋の朝食は5時からなので、少し前に食堂の入口に並ぶ。昨夜はお風呂も入れたし、ぐっすり眠れたので、元気いっぱい。朝からがっつりご飯を食べる。
北アルプスも国際化が進んでいるようで、宿泊者の中には、韓国や中国からの登山者もいる。韓国ピープルは、ビニール傘をみんなザックに差している。中国のほうは、ドアを開けたら開けっ放し、宿泊者向けのお茶やお湯を入れるポットのあるテーブルで並ばずに陣取って、コーヒー入れている。へんてこりんな光景。
ちなみに、前日槍ヶ岳山頂でも、みんな記念写真を撮るために順番に並んでいるのに、某国の人達はエチケットを守らず横入り。ガイドさんに怒られたそうな。
そういう事をすると「やっぱり○○の人は・・・」と誤解されるのに。全員が全員そうではないことは分かっているけど、もう少し何とかならないかなと思う。
別に変なのは日本人の中にもいて、同じく友達が槍の穂先に登っていたら、スマホが降ってきてヘルメットに当たったとか。危ないなあ~。
結局国籍関係ないんだよね。人間性の問題。
朝食後荷物をまとめ、またしばらくノンビリしてから、6:37に槍沢ロッジを出発。
さっさと歩いたので、7:11には一の俣に着いてしまいました。雨が降っていないと本当にラク。ここで少し休憩。靴ひもを締めなおす。何せ7月の八ヶ岳で靴ずれになってひどい目にあったから。
更に下りていき、槍見河原付近まで歩くと、川の向こう遥か遠くに槍の穂先が見えました。ここで槍ともお別れ。お世話になりました。
周りの山や緑を味わいながら、8:07には横尾に到着。
振り返るとこんな標識が立ってました。ここから上高地までは、もう登山道というよりも、普通の観光客も来ちゃう道。ということでハードルが下がる。
横尾では、初日に見えなかった涸沢方面へと続く橋の向こうに、はっきりと大きな岩肌が見えました。
そして橋にもさっきのと同じような看板。
これだけ出しても、入る人がいるんだろうな。
行きは橋まで上がる時間がなかったので、帰りは少し歩いてみました。
まずは上流側。
そして下流側。
プチ散策を終え、8:20には横尾出発。
歩いていると屏風岩方面が更によく見える地点が・・・。
「あれに登りたい」と言った知人が複数いますが(多分そのうち一人は、実際登ってる)、みればみるほど大迫力。どうして挑戦したいのか私にはよくわかんない。私はスポーツ・クライミングの方がいい。
9:14に徳沢に到着。ここまでスクールの仲間と一緒に歩いてきたけど、12:30に上高地のバスターミナル集合と決めて、ここで放牧(我々は牛かいな?!)という名の自由行動に。パーティは行きたいところ毎に何となく幾つかにわかれました。
いろいろ美味しいものがこの先あるらしいけど、私は徳沢園のみちくさ食堂でカレーを食べました。スパイスが効いてて、美味しい〜!何かフルーツ入っているのかな?その後お友達はお土産を物色。9:35には出発。
次のポイントは、明神。10:48には到着。
明神館は「リンゴジュースが美味しいよ」とガイドさんに教えてもらったけど、カレー食べたばかりなので、ジュースはパスして、写真を数枚撮る。
11:00には出発。歩き始めると梓川の向こうに明神岳がよく見える。
ここも岩ばかり。アルパイン・クライミングの山。実物を見るとスポーツ・クライミングとアルパイン・クライミングは、やっぱり別物だと思う。
天気がいいので観光客が沢山。
河童橋から穂高方面を見ると、山頂のほうは雲がかかっていて見えない。
少し方向を変えて明神方面。
「五千尺ロッジのアップルパイが美味しい」と言うので、お土産に買いたいというお友達と共に河童橋を渡り、五千尺ロッジのカフェテリア・トワサンクへ。実物見るとすごく美味しそうでしたが、荷物になるのでやめました。
代わりに五千尺ホテルでソフトクリームを食べる。これが濃厚な味わいで美味しい~♪
食べながら河童橋の向こうの山々を眺める。美しい・・・。あの山々の一つに登ったと思うと感慨無量。機会を与えてくれた自然に感謝。
時間が気になるので、12時にはバスターミナルへ移動。
上高地食べ歩きのとどめは、半熟玉子入りのカレーパン!冷めると美味しくないので食べちゃいました。よく考えるとカレー連チャン。
なんだか最後は、食べ歩きの旅になってしまいました。(というか暴飲暴食)こんな事を山でしたの初めてです。
パッキングをし直し、名残惜しいですがバスに乗り込み、12:30上高地バスターミナルをあとにしました。
車窓から大正池や北アルプスの山々に静かに別れを告げ、2015年私の夏山シーズンは終わりました。
★おまけ
①徳沢園のサイト
②上高地の情報満載のサイト