前の日と打って変わって快晴の日曜日。
岩手の美味しいものを食べてから山に向かう。
この日のお題は七時雨山(ななしぐれやま)。
八幡平市の東に位置し、その名前は1日に何度も雨が降ることに由来しているそうです。
事前に調べたら登山道沿いに牧場が広っており、眺めもよさそうなことがわかり登ることに決定!人がわさわさいる首都圏の山よりも、自然をもっと感じられそうな点も良さげ。
登山口からは牧場の向こうに七時雨山が見える。この山は双耳峰で北峰と南峰がある。
牧場にはポツンポツンと木があるけど、これらは夏の間放牧された牛が休めるようにわざと残しているそうです。
日本にもスイスやオーストリアのように、牛を夏の間放牧するアルムのような場所があるのを初めて知りました。あ〜ヨーロッパ行きたい!
登山道を進み振り返ると、反対側の田代山もよく見え新緑が本当に美しい。その先は樹林帯。
難しいところはないので、森林浴を楽しめます。
この日は来週開催されるトレラン大会に向け、多くの人が準備に入り走ってました。
北峰は標高1,060m。
標識の奥に三角点があります。
山頂からは、岩手山をはじめ、この先の南峰などの眺望を楽しめます。
南峰(標高1,050m)へは下って登り返し。
結構急なのて注意が必要です。
こちらは標識と祠がありました。
こんな景色を眺めながらのお昼は最高!
視界には、前日登った姫神山、岩手のシンボル岩手山、数年前に歩いた裏岩手縦走路、雪のかぶった八幡平と森吉山・・・とずっと眺めていたい景色が連なります。
帰りは西根寺田登山口まで下りましたが、この山は険しい山にはない良さを強く感じました。岩手といえば、岩手山・八幡平のイメージが強いですが、ここはそういった山々を比較的手軽に眺められる素晴らしい場所。
東北の山は奥が深く、季節ごとに新たな発見がありそうなので、また行こうと思います。