ゴールデンウィークは箱根！
以前より歩きたかった乙女峠以南の外輪山へ。
微妙だった4月29日の天気予報もいい方に変わったので、計画決行！
仙石バス停から金時登山口まで歩き、身支度を整えてから、8:45出発。
お馴染みの矢倉沢峠へはサクッと上がる。
この先はきつい登り。
でも登るにつれ景色も良くなる。
今回も登山一年生と一緒なので、時々様子を見つつ歩く。
GWに入り、新緑が綺麗だ。
初心者向けの山といわれるけど、山頂直下は岩が多く意外と危ない。
山頂ではご褒美の富士山がよく見える。
金時山と箱根外輪山歩きの楽しみの１つ。
10時だけど多くのハイカーで賑わう。
仙石原や芦ノ湖、この日歩く外輪山の稜線が続いていて気持ちいい。
まだ先は長いので、長尾山へ。
乙女峠からの登山道は割と人が少ない。
同行者のためにポツポツ休憩を入れる。
乙女峠からも富士山がバッチリ見える。
いつもさっさと通り過ぎる乙女峠。その由来は知りませんでした。父の病気の回復を祈願し、百日お地蔵様にお参りを続け、満願の帰路雪中で命を落とした乙女。悲しすぎます。
このお地蔵様に通っていたのだろうか。
この先は初めて歩く登山道。
丸山、長尾峠・・・ずっと先まで続く。
歩いていると何度も歩いた明神ヶ岳が見える。静かなトレイル。
箱根外輪山の大きさを感じることができる。自然の力は本当に人智を超える。
電波塔が見えたら丸岳。
芦ノ湖が近くなった。
ここでお昼。おにぎりをほおばる。
でも風と雲が出てきた。不穏な感じ。
長尾峠、湖尻方面に歩き始めると駿河湾と伊豆半島も認識出来る。
富士見台からはまだ何とか富士山が見えた。
春に富士山を拝めるとラッキーな気がする。
何せ午後になると隠れることが多いから。
もう少し歩こうと思ったけど、風が強くなってきたし、同行者も体調がイマイチなので、長尾峠への分岐から湖尻に向かう。
ちょこっと降りるとトンネルの横に出た。
昔わざわざ富士山を見に江戸時代に外国人がここから上がって行ったそうです。
知らないことってまだまだ沢山あるな。
立派な碑もありました。
車道を少し歩いて、また登山道へ入る。展望のない樹林帯を黙々と下りるとまた車道。
ここから湖尻水門まで歩く。
途中振り返るとゴルフ場の向こうに歩いてきた外輪山の稜線。車でなくでも、人間の足でこれだけ歩いて移動出来るってすごいなと感じる。
40分ほどで湖尻水門。時刻は14:02。
ホテルのチェックインにはまだ少し早い。
水門と湖畔方面へ歩く。
水門の手前は水量は少ないけれど、
芦ノ湖側は深くなってました。
空を見ると雲も増えて、風も一層強くなった。
この後どんどん天候は下り坂となったので、さっさと下山して正解でした。
ということで外輪山の西側も展望の良い静かな山歩きが出来ることが分かりました。また折を見てそのうち元箱根まで歩こうと思います。
