山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

金時山(神奈川県西部)

今回は、「富士登山レーニングシリーズ」の2回目として、神奈川県西部の金時山に登りました。金時山と言えば、「金太郎」で有名ですよね。(物語のようにクマは出ないと思いますが)標高は1212.5mなので、鍋割山(丹沢)よりもまだ低い。でも、筑波山や日和田山に比べればレベルアップしているので、なめてはいけません。

★山行日:2012年5月13日(日)

★天気:晴れ

★コース 約5キロ、行程約3時間(休憩抜きで)

乙女峠登山口→乙女峠金時山(標高1212m)→公時(きんとき)神社入口

こちらにも情報が載っています:

↓↓↓↓↓

http://www.japanesealps.net/others/kintokiyama/

登り: ふじみ茶屋(乙女峠) ~ 乙女峠経由 ~ 山頂

下り: 山頂 ~ 金時神社(公時神社)

★実際の様子

本来であれば電車で御殿場駅まで行き、御殿場駅から乙女峠バス停まで、箱根登山バスを使うのですが、例によって、登山学校のメンバーは、都内からバスで移動でした。

東名で御殿場のインターまで行き、そこから国道138号線を箱根方面に向けて走りました。車窓から富士山がちらちらと美しい姿を見せると、「やっぱり夏に登りたいな」とモチベーションが上がります。

ふじみ茶屋付近(標高800m位)に到着。そこからスタート(9時45分位)。未舗装道路を歩き、登山口まで進みます。登山道の急登が始まり、更に進むと左側が切れているところにこんな看板が~。(ピンぼけでごめんなさい)要するに「山なめんなよ~」というメッセージ。(でも、こんなところで走ったりふざけたりするってどういうこと?小学生かい?!)

標識 金時山

ひたすら登り、乙女峠(標高1005m)にて休憩、ここまで45分くらいかかっている。それにしても、天気もいいから、ハイカーが多く、登山道も渋滞気味。ここから金時山への稜線歩きながら南側を見ると、大涌谷が見えます。(写真の山肌が見えている部分)

大涌谷

20分ほど歩くと長尾山(標高1148m)に。ここからは何にも見えず、この標識だけ。こういうのよくあるんですよ。でもまあ人の都合で山頂の木々を切るわけにもいかないですからね。でもたまに「何にも見えないから切っちまえ~!」という無茶なこと言うオジサマもいらっしゃり困ります。

長尾山山頂

さらに45分ほど歩くと、金時山の山頂(標高1212.5m)!やっぱり5月なので、山頂はゲキ混み。座る場所を探すのにちょいと苦労しました。やはり登山をする人増えているんですね。ディズニーランドみたい。(以下の写真)

金時山頂上

やや南西を見ると、仙石原や芦ノ湖がすぐそばに見えました。(以下の写真)

芦ノ湖 仙石原

北側を見ると、御殿場市内と雪を被った富士山が見えました。写真は、雲から頭を出す富士山。雪に覆われた富士山は、凛として素人を寄せ付けない美しさでした。この時初めて知ったのだけど、富士山は、「木花咲耶姫コノハナサクヤヒメ)」という女の神様が祀られているんだそうです。

雪の富士

下山するのは残念でしたが、休憩を30分ほどしたあと13時過ぎに下山スタート。15時前には、公時神社に無事到着。

公時神社

今回もハイキングという感じで、講習の内容は「登り方・下り方」というタイトルでしたが、説明よりもひたすら実践という感じでした。

帰りは、また車で御殿場方面に戻り、乙女峠登山口近くの富士八景の湯へ。ヤッパリ温泉はいいですね。興味のある方はこちらのURLをどうぞご覧ください。

http://www.fujihakkei.jp/

それにしても次回の教室は1か月後。

今回の山岳ガイドさんも、「とにかく月に1回だけ山に登ったって、だめだよ。毎週は無理でも、月に2回は登らないと。」と話してたし。

どこか行かないと・・・。

(おまけ)

今回使った地図は昭文社山と高原地図 箱根 金時山駒ヶ岳」:

お近くの本屋さんやネットショップ、大手山道具屋さんでも購入が可能です。