2013年4月となり、登山を本格的に初めて早1年が経ちました。飽きっぽい私が、こんなに一生懸命になっているのは、自分自身でもある意味驚いています。
でも不思議なことに、山を歩けば歩くほど、「自然の素晴らしさ」・「人知の及ばないものへの畏敬の念」を感じる自分を見つけました。それが登山を続けることができた理由なのかもしれません。或いは、幼い頃に歩いた里山やハイキングの楽しかった記憶が、私を山に導いているのかもしれません。
さて今回は、槍ヶ岳登山トレーニングシリーズの第7回目。山梨県の滝子山に行きました。この山は、秀麗富嶽十二景の一つ。JR中央線の初狩と笹子間の北側に位置する山です。
★山行日:2013年4月13日(土)
★天気: 晴れ
★コース
桜森林公園→檜平→滝子山(標高1620m)→檜平→藤沢子神社→藤沢
行動時間: 約7時間
★実際の様子
9:35に、稲村神社の先の桜森林公園のそのまた更に先にある登山道に入りました。昭文社の地図では、大鹿川沿いの一般道から東に入っていく破線の登山道を大鹿林道にぶつかるまで歩く感じです。
寂ショウ尾根は、地図にもある通り「危」「迷」という印もあるので、そのルートは取らず、大鹿林道にぶつかってからは、うねうね曲がる道を東に向かって歩きました。
地図で「駐車可」となっている場所まできて、しばし休憩。ここから、檜平までの地図上の破線ルートを歩きました。歩くと結構岩が多くて、傾斜もキツイ。本日のメインイベント的に、岩場歩きの練習となりました。
まだまだ新緑すら拝めない状態の山の木々ですが、ツツジの一種が咲いていました。
12:50に到着。展望のよい場所からは、富士山も見えました。
20分ほど休憩し、13:10に山頂に向けて出発。
昭文社のタイム通りに50分後の14:00に滝子山の山頂に到着しました。この山標識が2つありまして、一つはこちら。
そして、もう一つはこれ。
それにしてもなぜこの2つの標識は、標高が違うのでしょうか?
ちなみに昭文社の地図では1620mになっています。この山2等3角点のある東峰もあるのですが、そちらは1,590mだし。まあいいか。
山頂からはもちろん富士山が見えます。
そして南西方面には、南アルプスと思しき雪を被った山も。
10分ほど山頂で写真タイムと休憩を取り、14:10出発。14:45には檜平まで下りてきました。5分ほどの小休止後、地図上で「水 手洗い用」となっているところに15:35到着。
下山中気になったのは、積りに積もったふくらはぎある深さの「落ち葉」。「雪の中をラッセル」ではなく「落ち葉ラッセル」状態でした。
16時半頃に藤沢子神社付近を通過し、藤沢の集落と中央自動車道を通り過ぎ、笹子川のそばでストレッチをし、その日の山行は終わりました。
★感想
なかなか歩きごたえのある山でしたが、落ち葉ラッセルをしながら歩いたので、もう少し緑のある時期に歩いてみたい気のする山でした。
★温泉情報
大月近辺の山に行くと、いつもこの「芭蕉月待ちの湯」に行っているような気がします。好きだから、まあいいか。
(使った地図)