山行女 by つるぎ

2012年から始めた登山・クライミング・そしてそれにまつわる旅の記録。日々のつぶやきです。

2019-01-01から1年間の記事一覧

室堂平探検# 1(ミドリガ池)

いつもなら目的地まっしぐらで通り過ぎる室堂平。 でも9月5日〜7日の滞在では時間があったので、2日目奥大日岳登ったあと散策をしてみました。 最初に向かったのは、ミドリガ池。 ミクリガ池は何度も見たことあったけど、ミドリガ池を真近でみた記憶があり…

秋の立山縦走!(後半)

9:14別山南峰出発! 「やっぱり今日の核心は富士ノ折立かな?」と進むべき稜線を眺めながら思う。 真砂岳への登りは地味にきつい。 振り返ると別山。下りた分だけ登り返しがある。 9:58に真砂岳(標高2,861m)着。 この先の富士ノ折立の岩場に備えるべく5分…

秋の立山縦走!(前半)

立山連峰祭りと化した3日間の最終日! どこに行こう? 考えたのは・・・ 雷鳥荘→別山乗越→別山→真砂岳→富士ノ折立→大汝山→雄山→一ノ越→室堂平 ・・・という昨年4月残雪期に歩いた道。無雪期にも歩きたかった。かつ前半は剱岳がよく見える! ご飯を食べ、地図…

青空の奥大日岳

2年前「奥大日岳からの剱岳はいいよ!」と教えてもらった。それからずっと気になっていた。 でも天候不順・体調不良でなかなか実現しなかった。 条件が揃った。決行するなら今日しかない! 朝ごはんを食べ、6:39に雷鳥荘出発。 雷鳥坂との分岐を抜けると木道…

山の主とニアミス@浄土山

室堂に来るたび気になっていた浄土山。 立山三山の1つ。 立山信仰では、浄土山は「過去」、雄山は「現在」、別山は「未来」の山とされているのですが、ここだけ登ったことがなかった。 初日の足慣らしにちょうどいいので登ることに。 11:20スタート。 室堂…

久しぶりの天空ロード

9月最初の山は、大好きな立山連峰へ! やっと来れた〜。 車窓から富山湾と能登半島。 何度もこの道通ってますが、初めて見ました。 秋になり空気が澄んできたせいかな。 秋は着実に来ています。 弥陀ヶ原湿原。 天空ロードの七曲り。 御赦免の滝。一番奥にほ…

ということで富山!

いつもなら仕事場の最寄駅にいる時間ですが、 朝イチの新幹線で富山! 日本っていい国。 くっきりあの山も姿を見せてくれました。 鉄道好きなのでこれで移動! 最近新幹線でコーヒー買えなくなったので、ちょっと補給してから。 平日なのに特急の改札待ち。 …

旅の終わりは白川郷

再びバスに乗り白川郷(岐阜県白川村)へ。 村の人口は1,668人(2016年10月1日時点)。年間観光客は172万人(2017年統計)。日本だけでなく世界中から人が訪れる。 まずは集落が一望できる高台へ。 コスモス、そしてススキが風にそよいでいました。 稲穂も色…

五箇山へ(世界文化遺産)

翌朝バスターミナルへ。 白川郷・富山方面のバスは外国人が沢山。 向かったのは合掌造りの集落。世界文化遺産! 普通思い出すのは白川郷。でも世界遺産に登録されているのは、実際には岐阜県白川郷の荻町、そして富山県・五箇山の相倉と菅沼の集落。 そのう…

雨の奥飛騨

久しぶりの平日休み。 「山行かないんですか?」と前日職場で言われたけど、秋雨前線が活発すぎて、予報は雨。だから「天気悪いので山は行かないです」と答えた。 それでも朝起きると、やはりどこか行きたい。結局予約したあずさに乗る。 でも山は無理。さて…

秋雨前線・・・

またこの前線としばらくお付き合いですな。 = = = = = = 次は、カラッとした秋の空を拝みたいものです。 山はもう秋です。

漂泊の思ひ・・・

気づけばお盆も終わり。 喧騒の戻った都会。 空気も幾分ひんやりして秋の気配。 今年の夏は、みちのくの山々を沢山歩いた。 みちのくと言えば、松尾芭蕉の「奥の細道」が学生の頃好きだった。 芭蕉が西行や中国の文人に思い焦がれて「漂泊の思ひやまず」と書…

生まれ変わりの旅 出羽三山

今回訪れた月山は、出羽三山の1つ。 出羽三山は、月山・羽黒山・湯殿山の総称。明治時代以前は神仏習合の修験の山でしたが、明治に入り神道の山となりました。 開山の祖は、崇峻天皇の皇子である蜂子皇子。 事の始まりは、蘇我氏による崇峻天皇の弑逆。その…

月山

みちのく山紀行3日目は、月山。 とても詩的な名前。以前から気になっていました。 8:10に8合目登山口を出発。弥陀ヶ原という湿原を歩き始めると、直ぐに御田原参篭所。 鳥居の向こうには月山。 やはり神聖な信仰の山。いつもとは違う。 兎もまつられています…

初めての宿坊

鳥海山の後は、山形県鶴岡市羽黒山町へ移動。 今回初めて宿坊に泊まりました。宿坊とは、元々神社仏閣の参拝者が泊まる場所。 羽黒町では、全国でも珍しく30もの宿坊が集まっています。昔は300軒もあったそうです。現在は一般観光客やこのエリアでは月山への…

落石の恐怖@雪渓

鳥海山の千蛇谷を歩行中、急に巨大な岩が、ガラガラとけたたましい音を立てながら落ちてきました。 そして別の岩にぶつかり、バラバラに飛び散りました。身の毛がよだつとは、まさにこのこと。当たったら命はありません。 歩いている間二度もありました。現…

鳥海山(後半)

七高山で景色を味わった後は、お向かいの新岳へ。 1801年の噴火で出来た山。ガラ場を一度下ります。 下り切った場所から七高山方面を見ると、外輪山がよく分かります。(上部写真) そこから岩を登った先は大混雑。 10:26に山頂着!標高2,236m。 足の踏み場…

鳥海山(前半)

最近通っている東北。今回は鳥海山へ。 日本海から16キロしか離れていない2千メートル級の山は他にはないそうで、その特殊な地形のため、冬は豪雪地帯。そして江戸時代には北前船のランドマークになっていたそうです。 それを聞いて富山の立山連峰を思い出す…

「あがりこ大王」とご対面!

やっぱり首都圏は暑いので、 今回はこれに乗ってみました。 山形新幹線。初めて乗りました! 途中から在来線のレールを走る新幹線。 今回は「きてけろくん」がお出迎え。 名前がかわいい。東北のお国言葉は、素朴な感じがして好きです。 車窓から月山が見え…

ペットポトルが・・・

久しぶりに不思議な人を見た。 ザックの両側にペットポトル搭載! 「危ないなあ〜」って思いながら見ていたら、 案の定下りで転んだ拍子に吹っ飛んだ。 そういえば前に槍ヶ岳登った時に友達の前を歩いていた人が、ペットポトルやら携帯電話を落としてぶつか…

震度5弱!

盛岡から帰りの新幹線。スマホで撮った写真を整理していたら、突然ピロピロ警報音。 びびった瞬間揺れが来て列車は停止。 更に車内の電気も落ちました。照明も空調もない。 訪れたエリアは東北。地震が多い。 車窓からの様子だと、もうすぐ仙台。 携帯のバッ…

じゃじゃ麺!

縦走の後、やはりお腹が減りました。 冷麺、じゃじゃ麺、三陸の海産物とどれを食べようか迷いましたが、今回はじゃじゃ麺に! 初めてのじゃじゃ麺。うどんみたいに太い麺。 酔っ払うと帰りの電車の時間もあるのでやめにして、コンサバにビールもどきを注文。…

裏岩手連峰縦走(後半)

熊に怯えて進んでいくと、 この日最も岩っぽい嶮岨森(標高1,448.1m)。 時刻は9:30。宿を出て約4時間。休憩入れつつだからまあ悪くない。 鏡沼と岩手山がよく見える。 登山道の東側にはずっと八幡平樹海ラインが走っている。ドライブも楽しいかもしれないけ…

裏岩手連峰縦走(前半)

4時に起床。誰もいない露天風呂へ。 宿に来て3度目のお風呂。何て優雅な山行。 こんなの初めて。 おにぎりを食べ、5:25頃出発! この日は裏岩手連峰を南へ縦走。 ひんやりとした空気の中、登山口まで歩くと、岩手山が見えてきました。 前日はガスって山頂が…

銀河な夜

八幡平に登った後は、 藤七温泉へ。 東北で最も標高の高い場所にある温泉。 ここも日本秘湯を守る会のお宿。 例によってテレビなし。携帯の電波は微弱。 でも露天風呂が沢山。 「汗を流すだけでいいや」と、内風呂に入っただけで終わりにするつもりでした。 …

茶臼岳〜八幡平

土曜の朝、新幹線を降りると・・・ この方に、お出迎えいただきました。誰? 岩手と言えば「わんこそば」。ラグビーと岩手と言えば「釜石」! 調べると「わんこ兄弟」というキャラと今年開催のワールドカップのコラボ。ご当地キャラは好きではないけど、マー…

灼熱列島

梅雨も明け、8月に入った日本列島。 こんな気温になるのに、本当に来年東京でオリンピックするのでしょうか?ボランティアのお誘いもありましたが、身の危険を感じるのでやめました。 こんな暑さだと、氷遊びが恋しい。 やってられないので、この週末は少し…

5つめ

相変わらずの梅雨空。 山に行かない週末は、何年も使ってる道具の点検。 スリーシーズンの靴→3年使用。つま先があやしい。 カーボン製のストック→調節部分が壊れた。 他にもいろいろ。 道具探しに出かけようと思いましたが、今日は選挙。 すべきことは、ま…

雨飾山(梶山新湯ルート)

雨音の続いた真夜中。 3時まで寝てるつもりが、2:30には電気がついた。それでも3:10まで寝てました。何せ出発は5時! 4時にご飯を食べながら外を見ると、昨日は見えなかった山が見えてきました。 雨は降っているような・いないような微妙な天気。 とりあえ…

都忘れの湯 雨飾温泉へ

連休初日は、北陸新幹線の糸魚川で下車。 久しぶりの日本海は穏やか。 北アルプスの北端に近い駅。 2年前に蓮華温泉や鉾ヶ岳の帰りに利用しました。 このエリアは、ユネスコのジオパーク。 日本ジオパークネットワークのウエブサイトによれば「ジオパークと…